2004年6月6日日曜日

「米国では(高齢者の)おむつをはずせる手術があります」(高柳和江助教授)



さっきのエントリーで、あまり長生きしたくないと書いたが、それは「人間の尊厳」を失いたくないから。その尊厳喪失の最たるものは、やっぱり「おむつ」。ところがおむつをはずせる手術があると日本医科大学の高柳助教授が書いておられる。

今朝の日経の医療欄。何でも米国では十年以上前から行われている手術らしい。日本でも青梅市立総合病院で米国から医師を呼んで十年前からやられているそうだ。ところが日本の主治医や看護師は「失禁では死なない」などといってこの手術には消極的とのこと。

個人的には、尊厳を失って長生きするぐらいなら死んだ方がまし。単なる延命医療ではない、老人個人の生活の質を高めるための医療が望まれているのではないか。

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